ファイン ケミカルのイメージを出すために、ファンケルと命名するが、「不安を蹴る」という意味もあるとか。
ファンケルの創始者、池森賢二氏は、ガス会社に15年間勤めた後、脱サラし、会社経営に乗り出すもあえなく失敗。
兄のクリーニング屋を手伝い、蝶ネクタイで夜の御用聞きをして2400万円もの個人負債を完済して、42歳という年齢にして起業したきっかけは、最も身近な存在である妻の化粧品アレルギーだったということです。
化粧品には添加物が入っていることが常識だった当時、化粧品に含まれていて当たり前だった防腐剤と肌障害の関係に着目し、大企業のひしめく化粧品業界に、「 無添加化粧品 」を引っ提げて参入しました。
「まとめ買いサービス」とは名ばかりのサービスで、実のところは、企業側のご都合政策で購入金額を大きくするためのものでしたが、
バブル後、国内の景気が下がって売上げが伸び悩んだ時に思い切ってこの「まとめ買いサービス」を廃止して、商品の1本売り・3本売り等、小口化を断行したのです。
今では、社内を活性化するため積極的に中途社員を採用しています。また、新たな素材を探すため世界各国に人を出すなど、他の化粧品会社とは違う戦略を採っています。
曰く;
『常識を変えるのは 異業種からの参入者。業界にどっぷり浸かっている人は、常識に埋没して新しいことが見えない』
何とも耳の痛いお言葉ですが、常識を打ち破り、高収益を上げる池森流経営がファンケルを大きく成長させています。


